一貫三百どうでもいい・施餓鬼会

令和5年10月1日(かんなづき)
妙心教会 

【一貫三百どうでもいい】

 日蓮大聖人が池上にて御入滅された10月13日を中心として、各寺院では、「お会式」という行事を行います。
 特に池上・本門寺でのお会式は有名で、前日のお逮夜には、日本中からたくさんの万灯行列が集まり、20万人もの人々で賑わいます。
 江戸時代では「一貫三百どうでもいい!」の声をあげながら纏(まとい)を振り、鐘や太鼓を叩いて、たくさんの庶民が駆けつけました。
 この一貫三百は当時の日給に相当するお金で、その日の稼ぎよりも、お参りに行く事が何より大切だという意味だそうです。
 この風習から、現在の万灯供養の型になったようです。
 当時の人々のこの心意気があったからこそ、今でも盛大に続いているのでしょう。
 お会式は、日蓮大聖人に感謝の心を表す大切な行事です。


 

【今月の行事】

 

 10月01日(日)  祈願日
 10月08日(日)  大黒天祈祷会・役員会 
 10月16日(月)  供養日


11月19日 報恩御会式



 10月01日  冬衣更衣式
 10月10日  日蓮大聖人佐渡御法難
 10月11~12日  池上本門寺御会式
 10月17日   伊勢神宮神嘗祭

 

 

 

【施餓鬼会法要の御報告】

 9月17日、本年度の「施餓鬼会」は無事厳修されました。
 当日参席なされなかった方で卒塔婆を申し込まれた方には、御供物を同封いたしました。御受納ください。


【報恩御会式のお知らせ】

 昨年に続き、本年度も11月19日の法要のみとなりますので、ご承知お願いいたします。


2023年10月01日