【一貫三百どうでもいい】
日蓮大聖人が池上にて御入滅された10月13日を中心として、各寺院では、「お会式」という行事を行います。
特に池上・本門寺でのお会式は有名で、前日のお逮夜には、日本中からたくさんの万灯行列が集まり、20万人もの人々で賑わいます。
江戸時代では「一貫三百どうでもいい!」の声をあげながら纏(まとい)を振り、鐘や太鼓を叩いて、たくさんの庶民が駆けつけました。
この一貫三百は当時の日給に相当するお金で、その日の稼ぎよりも、お参りに行く事が何より大切だという意味だそうです。
この風習から、現在の万灯供養の型になったようです。
当時の人々のこの心意気があったからこそ、今でも盛大に続いているのでしょう。
お会式は、日蓮大聖人に感謝の心を表す大切な行事です。
【今月の行事】
10月01日(日) 祈願日
10月08日(日) 大黒天祈祷会・役員会
10月16日(月) 供養日
11月19日 報恩御会式
10月01日 冬衣更衣式
10月10日 日蓮大聖人佐渡御法難
10月11~12日 池上本門寺御会式
10月17日 伊勢神宮神嘗祭
【施餓鬼会法要の御報告】
9月17日、本年度の「施餓鬼会」は無事厳修されました。
当日参席なされなかった方で卒塔婆を申し込まれた方には、御供物を同封いたしました。御受納ください。
【報恩御会式のお知らせ】
昨年に続き、本年度も11月19日の法要のみとなりますので、ご承知お願いいたします。